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黒谷和紙作家ハタノワタル展開催のお知らせ


2025年5月2日(金)から5月12日(月)まで、京都府綾部市を拠点に活動する黒谷和紙作家ハタノワタルによる個展を開催します。

ハタノさんが拠点とする京都府綾部市は、黒谷和紙の産地です。黒谷和紙は昔ながらの素朴な風合いが魅力で、丈夫で破れにくく長期の保存に適しています。美しさと強さを兼ね備えた黒谷和紙に魅了され、ハタノさん自身も紙漉き職人として活動するようになりました。現在は紙漉きを行いながら、黒谷和紙を素材とした平面作品の制作から空間のデザイン施工を行う気鋭の作家として、新たな和紙の可能性を追求しています。

本展では、ハタノさんの代表作「積み重なったもの」シリーズを中心にご紹介します。和紙、土、顔料などが幾層にも重ねられ、長い年月をかけて積み重なってきたものの美しさを表現した本作は、和紙の歴史と対峙することで育まれた作家の美意識を象徴しています。 薫風の御代田で、ハタノワタルの世界観をお楽しみください。



【開催概要】

タイトル:黒谷和紙作家ハタノワタル展

会期:2025年5月2日(金)~ 5月12日(月)

営業時間:10:00-17:00

定休日:火・水・木曜日

販売作品:平面作品


【作家プロフィール】

ハタノワタル|黒谷和紙作家


過去からつながってきた物事に興味を持ち表現するアーティスト。800年の歴史をもつ「黑谷和紙」の産地である京都府・綾部にて和紙を漉きながら静かに自分と向き合う時間を絵画や空間を通じて提案する。


1971年 淡路島に生まれる1995年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒

1997年 日本で続いてきた仕事、暮らしを先へ続けることを目的に黒谷和紙の修行をはじめる

2000年 黒谷和紙漉師として独立

2005年 現在の住む集落に移住

2007年 京もの認定工芸士 以降、国内外で個展グループ展を開催する傍ら、和紙を使った空間作りをする。 https://www.hatanowataru.net/ https://www.instagram.com/hatanowataru/

 
 
 

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