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2024年10月11日(金)から10月21日(月)まで、兵庫県丹波市を拠点に活動するチェア作家 小島優さんの椅子展を開催します。


10代の時に渡英し、現地のウィンザーチェア工房で修行を重ね、現在はチェア作家としてウィンザーチェアを制作する小島優さん。ウィンザーチェアは、17世紀後半にイギリスの庶民たちが作り始め、その後、上流階級にも広がった椅子です。温かみのある独特のフォルムは、今なお多くの人たちに愛用されています。 gallery fumotoでは、小島さんがひとつひとつ丁寧に仕上げた、多様なウィンザーチェアをご紹介します。ぜひ、座り比べてお気に入りの一脚をお探しください。皆様のご来場をお待ちしています。



 

ウィンザーチェアは17世紀後半にイギリスで生まれました。

18.19世紀は手工業で、20世紀に機械工業で様々なデザインで大量に生産されてきて、今では工場などで作られることが殆ど無くなりました。

ただ、これまでに作られたウィンザーチェアの魅力は、世界中の木工家に受け継がれ、各国のチェアメーカーが新しいウィンザーチェアを作り続けています。私もその中の一人です。

ぜひ、ギャラリーフモトへ座りにいらしてください。

小島優

 

ベンチ


【開催概要】 タイトル:チェア作家 小島優「椅子展」 会期:2024年10月11日(金)~ 10月21日(月)

営業時間:10:00-17:00

定休日:火・水・木曜日

販売作品:ウィンザーチェア、その他

作家在廊日:10月11日(金)



作家プロフィール】 小島優|チェア作家 1973年兵庫県生まれ。1991年に渡英し、椅子作家ビル ハッドフィールド氏に師事。1993年に神戸にて試作展を開催。1995年に神戸ギャラリーミウラにて個展以後、各地のギャラリー、デパートで個展グループ展を開催。2010年丹波篠山まちなみアートフェスティバルに参加。2017年に長野県立信濃美術館、日本民藝館にて開催された「ウィンザーチェア 日本人が愛した英国の椅子」の選考委員として参加。

様々なかたちにデザインされたウィンザーチェア


半丸スツール

緑ハス文様 変形皿

2024年8月30日(金)から9月16日(月祝)まで、滋賀県信楽町を拠点に活動する陶芸家 大谷桃子による個展を開催いたします。


粉引きのうつわに、バナナの葉や蓮の花などの植物のモチーフ。大谷さんが描くのびのびとした絵柄には、20代でインドネシアへ留学した時に目にした風景が広がります。

今回は、食器や花入などを中心に、暮らしのうつわをご紹介いたします。

大谷さんの穏やかな記憶が閉じ込められたうつわを、是非お手にとってお楽しみください。


皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

 


台所仕事が好きです。

料理をしたり、食べたり、うつわを出したり片付けたり。

私が作るうつわのアイデアは、ほとんど台所で生まれています。

料理をしている時にひらめいたこと、うつわのサイズや形、どんな風に模様を描くか、などをもとに製作します。

私の作ったうつわが使い手のよきパートナーとなってくれることを願っています。

 

大谷桃子

 

緑ハス ピッチャー

【開催概要】

会期:2024年8月30日(金)~ 9月16日(月祝)

営業時間:10:00-17:00

定休日:火・水・木曜日

住所:gallery fumoto

販売作品:暮らしまわりの、うつわ、花入など


【作家プロフィール】

大谷桃子|陶芸家

1971 京都生まれ、信楽育ち

1990 オレゴン州立大学(アメリカ)

 -95 在学中、インドネシアに留学

1997 信楽窯業技術試験場 釉薬科

1998 同場 ろくろ科

1999~各地でグループ展、個展、イベント参加多数

2008 夫、哲也と共に大谷製陶所設立

2011~海外でも作品展を開催

黒い花 花入


黒地桃色菊カップ




あけび 切り花かご

2024年8月9日(金)から8月18日(日)まで、山形県小国町郡を拠点に活動するバスケタリー作家 熊谷茜による個展「かご 弾む」を開催いたします。

 

小国町の山の恵みである、あけびやくるみを材料に、美しいかごを編む熊谷茜さん。

納屋や作業小屋の方言「木小屋(けごや)」を「kegoya」と称し、バスケタリー作家として活動をしています。

展示タイトルは「かご 弾む」。かごの素材が持つ硬さや収納して運ぶことができる道具であること、デザインすることで軽やかさ、柔らかさ、楽しさが表現された服飾でもあるかごの側面を、「弾む」という言葉に込めました。 ピクニックでご活用いただけるバスケットや、フアッションアイテムとしてもお楽しみいただけるギャザーバスケットや総花結びかごなど、手に取ると心が弾むかごをご紹介いたします。

天然素材の風合いが独特の輝きを放つ熊谷さんの作品を、是非、手に触れてお楽しみください。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


 


山形県の小国町で採れるあけびつると、くるみ樹皮でかごを編んでいます。

くるみかごは厚さ薄さを活かした編み方でデザインしています。

薄い皮のギャザーバスケットはレザーのような質感でもあり、型から放ちギャザーを寄せることで柔らかさを出しました。

厚い皮のwave bagはレンガのようにはめ込むように編んで重厚さを出しています。

あけびかごはしなやかさを活かして手加減によるカーブや透かし編みの蓋で軽やかさ、優美さを楽しんで頂きたいです。

くるみ採取は皮の剥ける梅雨時期に限られたり、伐ってくれる夫が昨年大怪我をする困難もありましたが、仲間たちが助けてくれています。あけび採取は熊の遭遇と隣合わせです。材料の確保はいつも問題ですが、ひとつずつ生み出すかごは、持っても使っても楽しく、毎日に潤いを与えるかごでありたいと思っています。

 

山の表情をした素朴なかごに、どこか個性を宿して。軽井沢、佐久のふもとで、アートや服飾のひとつとして楽しさを放ちますように

熊谷茜


 


ギャザーバスケット小


【開催概要】 タイトル:バスケタリー作家 熊谷茜展「かご 弾む」

会期:2024年8月9日(金)~ 8月18日(日)

営業時間:10:00-17:00

定休日:水曜日

住所:gallery fumoto

販売作品:かご作品

作家在廊日:8/9(金)


【作家プロフィール】 kegoya 熊谷茜|バスケタリー作家

1979年東京都生まれ。東京農業大学農学部卒業。2004年に山形県飯豊・小国地方に移住。土地に根ざすかご細工と出会う。納屋・作業小屋の方言「木小屋(けごや)」から「kegoya」と称し個展を中心に制作。2016年古い木小屋を改装したアトリエを設ける。2019年、4年に1度ポーランドで行われる世界かご編み大会に日本代表で参加。実演部門で入賞。 http://kegoya.me/ https://www.instagram.com/kegoya_basketry/





ギャザーバスケット

 左上:くるみ ギャザーショルダーバスケット、右上:くるみ picnic table basket、左下:くるみ 幌付きかご、右下:くるみ wave bag 凸・凹


総花結びかご 扇型 小

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