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バスケタリー作家 熊谷茜展「かご 弾む」開催のお知らせ

更新日:8月5日


あけび 切り花かご

2024年8月9日(金)から8月18日(日)まで、山形県小国町郡を拠点に活動するバスケタリー作家 熊谷茜による個展「かご 弾む」を開催いたします。

 

小国町の山の恵みである、あけびやくるみを材料に、美しいかごを編む熊谷茜さん。

納屋や作業小屋の方言「木小屋(けごや)」を「kegoya」と称し、バスケタリー作家として活動をしています。

展示タイトルは「かご 弾む」。かごの素材が持つ硬さや収納して運ぶことができる道具であること、デザインすることで軽やかさ、柔らかさ、楽しさが表現された服飾でもあるかごの側面を、「弾む」という言葉に込めました。 ピクニックでご活用いただけるバスケットや、フアッションアイテムとしてもお楽しみいただけるギャザーバスケットや総花結びかごなど、手に取ると心が弾むかごをご紹介いたします。

天然素材の風合いが独特の輝きを放つ熊谷さんの作品を、是非、手に触れてお楽しみください。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


 


山形県の小国町で採れるあけびつると、くるみ樹皮でかごを編んでいます。

くるみかごは厚さ薄さを活かした編み方でデザインしています。

薄い皮のギャザーバスケットはレザーのような質感でもあり、型から放ちギャザーを寄せることで柔らかさを出しました。

厚い皮のwave bagはレンガのようにはめ込むように編んで重厚さを出しています。

あけびかごはしなやかさを活かして手加減によるカーブや透かし編みの蓋で軽やかさ、優美さを楽しんで頂きたいです。

くるみ採取は皮の剥ける梅雨時期に限られたり、伐ってくれる夫が昨年大怪我をする困難もありましたが、仲間たちが助けてくれています。あけび採取は熊の遭遇と隣合わせです。材料の確保はいつも問題ですが、ひとつずつ生み出すかごは、持っても使っても楽しく、毎日に潤いを与えるかごでありたいと思っています。

 

山の表情をした素朴なかごに、どこか個性を宿して。軽井沢、佐久のふもとで、アートや服飾のひとつとして楽しさを放ちますように

熊谷茜


 


ギャザーバスケット小


【開催概要】 タイトル:バスケタリー作家 熊谷茜展「かご 弾む」

会期:2024年8月9日(金)~ 8月18日(日)

営業時間:10:00-17:00

定休日:水曜日

住所:gallery fumoto

販売作品:かご作品

作家在廊日:8/9(金)


【作家プロフィール】 kegoya 熊谷茜|バスケタリー作家

1979年東京都生まれ。東京農業大学農学部卒業。2004年に山形県飯豊・小国地方に移住。土地に根ざすかご細工と出会う。納屋・作業小屋の方言「木小屋(けごや)」から「kegoya」と称し個展を中心に制作。2016年古い木小屋を改装したアトリエを設ける。2019年、4年に1度ポーランドで行われる世界かご編み大会に日本代表で参加。実演部門で入賞。 http://kegoya.me/ https://www.instagram.com/kegoya_basketry/





ギャザーバスケット

 左上:くるみ ギャザーショルダーバスケット、右上:くるみ picnic table basket、左下:くるみ 幌付きかご、右下:くるみ wave bag 凸・凹


総花結びかご 扇型 小

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